ハイレゾ音源大賞2016年各サイト賞

こちらは、ハイレゾ音源配信4サイト「e-onkyo music」「mora」「OTOTOY」「VICTOR STUDIO HD-Music」(アルファベット順)が、12ヶ月分のノミネートのからなかから1作品を、自らおすすめする「2016年の1枚」を選び、紹介する各サイト賞です。

e-onkyo musicの「サイト賞」はこちら。ギター生活45周年の節目に製作された、渡辺香津美の最新作。デュオで多種多様なスタイルのギタリストと対峙することで、これまで世界トップを走り続けてきた渡辺香津美の様々な部分に光が当てられ、ギタリスト、音楽家としての魅力や懐の深さを存分に引き出している作品です。2009年の「ジャズ・インプレッション」もしかり、長年タッグを組むエンジニア、鈴木浩二氏による安定の音作りも奏功しており、ハイレゾの器の広さ、深さを活かした大きな音のキャンバスに、渡辺香津美とゲストギタリストとの丁々発止がとても自然に、しかし力強く表現されていると感じます。(e-onkyo music 黒澤拓)

>> 商品詳細はコチラ

2006年のTVアニメ放映から10周年というアニバーサリーイヤーに発売された『涼宮ハルヒの完奏』は、初音源化となる第2期の劇伴も含むまさに「コンプリート」なサウンドトラック。神前暁によるピチカート・ファイブやシンバルズをイメージしたという劇伴は、世の中のアニメ音楽に対する印象を大きく変えた。楽器隊の細やかなニュアンスまで聴き取れるハイレゾなら、当時の衝撃もより体感できるというものだ。またボーカル曲も多数収録されており、特に平野綾のパワフルなボーカルが映える「God knows…」「Lost my music」は大音響で聴いてもクリアに聴こえるハイレゾがまさに待ち望まれていた音源。moraではこれらの楽曲を手掛けた作詞家・畑亜貴さんへのインタビューも実施、当時の貴重なお話を伺ったが、本作がリリースされたことによりアニメ音楽の歴史がいま一度見直されたことの意味は大きく、今回の選出とさせていただいた。(mora関取大)

>>商品詳細はコチラ

サニーデイ・サービス

04_h_z

1年を通して何よりも内容が素晴らしかったのが、本作、サニーデイ・サービスのDANCE TO YOU。特に「セツナ」は、彼らの長い歴史の中でもトップに躍り出る名曲。若手音楽史上主義の音楽業界に一矢報いたと言っても過言ではないだろう。そしてアナログが大好きな曽我部恵一らしく、本作は、アナログのなめらかさと優しさにこだわって創られている。ハイレゾの素晴らしさも体感できる1枚だ。(OTOTOY飯田仁一郎)

>> 商品詳細はコチラ

ハイレゾ音源の愉しみ方の一つとして、過去に制作された名盤が、当時スタジオで鳴っていた音そのままの質感で蘇り、それを気軽に視聴体験できるようになったことがあります。HD-Music.が選出した大賞候補作には、そんな名盤のハイレゾ化作品がいくつも入っています。その中でも、小泉今日子オリジナル・アルバムのハイレゾ化は特に印象的でした。マスター音源を、当時と同じビクタースタジオで、当時の制作スタッフ立ち合いの下、本来のサウンド狙いを失わないよう丁寧にハイレゾ化される、時を超えた一貫性。時代をリードしてきた小泉今日子の勢いあるサウンドに、音の広がりと緻密さが加わり、制作スタッフが本来聴かせたかったサウンドがくっきりと浮かんでいました。
配信月の巡りあわせもあって対象作は『Today’s Girl』となっていますが、HD-Music.賞は、本作を代表とする小泉今日子の全アルバムに対するものとさせていただきたいと思います。 (HD-Music.遠藤)

>> 商品詳細はコチラ