2017

飯田里穂

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2017年12月各社ハイレゾ推薦作品

早くもリリースされたuchuu,の2nd E.P. 『WHITE』。より自由なスタイルで創り上げられております。

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世界最大のロック・バンド、U2の3年ぶり通算14枚目のニュー・アルバム

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実に約8年ぶりとなったオリジナルアルバムは、椎名林檎、細野晴臣、大貫妙子など、日本を代表するポップスのクリエイターが多数参加。

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野崎良太が率いる、特定のメンバーを持たない自由なミュージック・プロジェクトJazztronikの新作は、全曲ビッグバンドアレンジの企画作品。

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史上初の『美少女戦士セーラームーン』クラシック・コンサートの模様がこの度ハイレゾ音源化!

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【配信ページ】
https://ototoy.jp/_/default/p/88635/

様々なアーティストへの提供楽曲セルフカバー集第二弾。ジャズ、ポップスからロックまで、作詞作曲家『椎名林檎』の懐の深さが堪能できる。

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1974年にリリースされ、かの名曲“Lovin’ You”が収録されている事でも知られるミニー・リパートンの2ndアルバム、未発表曲などを追加した「デラックス・エディション」。

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イヤフォンで聴き比べしてみたりとか、世界が広がったんですよね

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──飯田さんはこれまでハイレゾは聴いたことがありますか?

飯田里穂(以下、飯田) : はい、聴いたことあります。何回かハイレゾさんのお仕事をさせて頂いて、AKシリーズのブルーを自分でも持ってます。りっぴーというあだ名なので、リッピングのやり方を教えていただくというお仕事で知りました。

──ハイレゾさん(笑)。最初にハイレゾに触れたときはどう思いましたか?

飯田 : 音が良くてビックリしました。自分のソロアルバムの曲を聴かせていただいたんですけど、ファンの方も私の曲をハイレゾさんで聴いてくださっているんですよ。それなのに自分が体感できてなかったので、「こんなに良い音でファンの方は聴いてくれてるんだ」って驚きましたね。

──初めて聴いたときに一番覚えていることってなんでしょう。

飯田 : 自分の声がすごく鮮明に聴こえたっていうことと、後ろにあるサウンドの厚みというか、音が薄っぺらくない気がしました。普段音楽を聴くときに、歌声ももちろん聴くんですけど、オケを聴くのが大好きなんです。「ピアノがここに入ってて和音を弾いてて、ここからこういうリズムになるんだ」って聴くのが昔から好きで、それを考えているとスっと眠れたりするタイプで。だからハイレゾで聴いたときにそれがすごく良く聴こえるから、“私得”だなって思いました。

──今は音楽を買う方法がCDやアナログ、配信やストリーミングと、色々ありますけど、どんな方法を選んでますか。

飯田 : 現代っ子だなって思っちゃうんですけど、正直データで買うのが一番楽ですよね。なので、DLすることが多いです。あとは色々音楽のお仕事をさせていただいているので、流行を追って行かないといけないというのもあって、AWAやKKBOXも使ってます。KKBOXだと若い子が聴くランキングも出るので、若い世代が今どんな音楽を聴いてるのかっていうのを見て。AWAでは洋楽を聴いてKKBOXではJ-POPを聴くっていう風に使い分けてます。

──ジャンルはどんなものが特に好きなんですか?

飯田 : ジャンル問わずで、歌が良いとか声が好きになったら聴きます。で、1回気に入ったアーティストさんがいたら、全部の曲を聴きます。一番好きなシンガーは、やっぱり歌声が大好きな松たか子さんですね。だから今回、推薦作品に入ってたからビックリしたんですよ。

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──へえ〜! どこが好きなんですか?

飯田 : とにかく歌声が綺麗で汚れてないというか。私、ドラマ「カルテット」も見ていたので、「おとなの掟」(TBS系ドラマ「カルテット」で結成された松たか子、満島ひかり、高橋 一生、松田龍平によるユニット・Doughnuts Holeの曲)も歌詞を見ないで歌えるくらいなんですよ。この曲は椎名林檎さんが作詞しているけど、こんな悪魔っぽいアダルトな歌なのに、松たか子さんの歌声で歌っているところが好きで。しかもちゃんと松たか子さんになっている。そんな表現者になりたいって思いました。

──なるほど。では12月度のノミネート作品について教えてください。まずは椎名林檎『逆輸入 〜航空局〜』からです。

飯田 : 今回聴いた「人生は夢だらけ」「少女ロボット」は知っていました。椎名さんも、「おとなの掟」から気になって聴いてみたんですよ。椎名さんってフルボリュームで歌うというよりは語り掛けてくる感じなので、その歌声とサウンドのマッチングがすごくて。「人生は夢だらけ」はすごく広い空間で聴いてる感じの曲だなって思いました。「少女ロボット」はもっとか細く歌ってるんですけど、妖しい感じのサウンドが包み込んでいる感じがしていて。バイオリンか何かが入ってくるんですけど、そのサウンドがとても綺麗に聴こえました。

──ミニー・リパートン『Perfect Angel[Deluxe Edition](24bit/96kHz)』はいかがでしたか?

飯田 : 曲、「Lovin’ You」を聴いたら「あっこの曲この人なんだ!?」って思いました。サビの「ラララララ…」っていうところ、歌えない人いないですもんね。今回改めて聴いてみて、こんなにまろやかに歌えるんだって思いました。「Perfect Angel」は陽気な感じと、シンガーの方のちょっとセクシーな歌声がサウンドに合っていて。人って何かをしながら音楽を聴くことが多いのかなって思うんですけど、そういうときに何も邪魔をしないメロディと歌声がすごくいいなって。

──では次はuchuu,『WHITE』。最近出てきたバンドです。

飯田 : 初めて聴かせていただいたんですけど、プロフィールに「最先端の映像技術とのコラボレーションを〜」とか書いてあったので、テクノみたいな感じなのかなっていう印象で聴いたら、思いのほかバンドサウンドと現代の電子音を綺麗にマッチさせている音だったので、それに驚きました。「FLY」っていう曲は、聴いたときに私が書いたメモを見ると「都会の喧騒の真ん中でもがいている感じ」って書いてますね(笑)。明るい曲なのに、なんかさみしいんですよ。それがまるで都会の雑踏の中で人もいっぱいなのに、真ん中で1人で立ってるような、「もしかしてこの世界で1人なのかも」みたいに思っちゃうような、そんな気がしました。「Magic」の方は、テクノっぽいサウンドとバンドの生音がすごく良い塩梅で聴き込めるっていうか。だけどごちゃまぜになっていなくて体にスッと入ってくる感じでしたね。

──続いて、U2『Songs Of Experience(Deluxe Edition)』はどうでしたか?

飯田 : ロックに詳しくない私でもさすがにお名前は見たことあるっていう感じでした。特にベースとドラムの音がすごく聴こえてきました。洋楽はヒットチャートで聴いたりします。テイラー・スウィフトとかマイリー・サイラスとか、ティーンの感じの洋楽ですけど。U2はお父さんが大好きだと思います。父はポール・マッカートニーが来たときに一番高いチケットを買って観に行ったり、しょっちゅうバンドのライヴに行っているんですよ。CDショップの店員さんと仲良くなって連絡を取っていたり、家に床が抜けるくらい音楽のコレクションがありますから(笑)。

──ではU2はお父さんに捧げましょう(笑)。次はJazztronik『BB1』。

飯田 : 「Spotlight」はすごく好きで、自分の楽曲にもこういう曲を入れたいって思いました。ちょっとセクシーな感じで。みんなで同じリズムを刻みたくなる、音に引っ張られるような感じを受けました。「De javu」は、ピアノの音がすごく綺麗に聴こえてきて、管楽器が何重奏にもなっていて。ここまで分厚い音楽をイヤフォンで聴いたのは初めてな気がしました。「おっ、この曲やりたい!」って思いました。

──では先ほども名前の出た、松たか子『明日はどこから』についてお願いします。

飯田 : 私、NHKの朝ドラ「わろてんか」が始まるときに、オープニングの曲を初めて聴いて「これは松たか子さんだ!」って思ったらやっぱりそうだったんですよ。それくらい歌声が好きなんだなって。「明日はどこから」はドラマにめっちゃ合ってます。今回ハイレゾで聴いたら、すっごく良かったです。松さんが横で歌ってくれてる感じでめっちゃ嬉しかった。「ここでブレスするんだ」とか「ここでヴィブラートするんだ」とかをどうしても聴いちゃうんですよね。そういうのがハイレゾさんだとめっちゃ聴けました。「おとなの掟」もすごく大好きで、楽屋でも歌ってるくらい好きです。ライヴ前なのに自分の曲じゃなくてこの曲歌ってたりしますからね(笑)。この曲も後ろのサウンドが好きで、ピアノの伴奏とかバイオリンを何百回と聴いてました。

──最後は東京フィルハーモニー交響楽団『美少女戦士セーラームーン 25周年記念 Classic Concert ALBUM』です。

飯田 : ドンピシャ世代ですから、私は『美少女戦士セーラームーン』で育ってますね。小さい頃の写真は全部うさぎちゃんのポーズしてますもん。この作品を聴くまではてっきり歌のあるバージョンだと思っていたので、聴いたら交響楽団だったので、「そういうバージョンもあるんだ!?」っていう驚きが一番最初にありました。聴いてみたらやっぱり良かったですね。オーケストラの世界観でもセーラームーンの映像がしっかり出てくるというか。こんなに、アニソンとオーケストラはマッチするんだっていう感じでした。今やってる『COUNTDOWN FRIDAY 飯田里穂のオールアニソンTOP20』っていうラジオ番組があるんですけど、その番組とコラボした企画を12月27日のソロライヴに持ち込んで、アニソンカバーのコーナーをやるんです。それで番組で私に歌って欲しい曲を募集したら、このアルバムにも入ってる「乙女のポリシー」っていう曲が候補に挙がっていたんですよ。なので、もしかしたら歌うかもしれないですね。

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──ありがとうございました。では、この中から2017年12月度のハイレゾ音源大賞を選んでください!

飯田 : う〜ん、どうしよう! 松たか子さんかJazztronikさんかどっちかですね。でも松たか子さんが好きなのはめっちゃ語ったから、Jazztronik『BB1』にします!

──では2017年12月度のハイレゾ音源大賞はJazztronik『BB1』(mysound 推薦作品)ということで。選考理由を教えてもらえますか?

飯田 : 管楽器の音色がここまでイヤフォンで聴けるっていうのに感動したんですよね。それにやっぱり聴くとどの曲もテンションが上がります。

──今回ハイレゾ音源を聴いてみていかがでしたか?

飯田 : ハイレゾさんと出会ってから、イヤフォンで聴き比べしてみたりとか、世界が広がったんですよね。もともと、後ろのサウンドのハーモニーとかを聴くのが好きだったんですけど、その世界を広げてくれたというか。もっと楽しめる、上には上があるんだなっていうのを教えてもらえた音楽の聴き方だったので、みんな色々聴き方はあると思うんですけど、絶対的に音楽の幅が広がるのがハイレゾさんだと思います。音楽は普段の生活とは切り離せないものだと思うので、是非みなさんにはそういう時間をちょっとでも良くするためにハイレゾさんに触れてみてほしいです。自分もこれからもアーティスト活動をやっていくので、ファンの方には良い音でお届けしたいと思うので、詳しくなってもらいたいなって思います。

インタヴュー / 飯田仁一郎
Photo / 作永裕範

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プロフィール

飯田里穂

10月26日生まれ。埼玉県出身、B型、愛称“りっぴー”。
2002年NHK「天才てれびくん」において、てれび戦士として4年間レギュラーを務め人気を博す。
映画・TV・舞台・CM・ラジオ等徐々に活動の幅を広げ、
2013年にアニメ「ラブライブ!」星空凛役で声優デビューを飾る。
以降、「レーカン!」上原佳菜役、「VENUSPROJECT -CLIMAX-」流華・ソバガスキー役、
ウルトラ怪獣擬人化計画「怪獣娘」アギラ役、
「エルドライブ【élDLIVE】」ベロニカ役、「URAHARA」さゆみん役など多数出演。
2015年7月にはアルバム「rippi-rippi」でソロデビューし、その後2枚のシングルをリリース。
2016年8/17に発売した2ndアルバム「rippi-holic」はオリコンデイリーランキング1位(8/16付)、
オリコンウィークリーランキングでも4位(8/29付)を記録。
TV・ラジオ・ライブなど、多方面で活動中の声優アーティスト。

飯田里穂オフィシャル・ページ
https://iida-riho.com/